除夜の鐘

12月31日(火) PM11:50~AM1:00

除夜の鐘の由来は諸説ありますが、人の心には、惑わせたり、悩ませたり、苦しみの根源となる煩悩が百八つあります。その煩悩をはらい、良い新年を迎えるために108回つくとされています。

また、四苦八苦の四苦(4×9=36)八苦(8×9=72)を足すと108になることから、四苦八苦を取り除くという意味であるとも聞いたことがあります。

多聞寺では2回鐘をついていただきます。「ゆく年に感謝 来る年に願い」のひとり2回です。

梵鐘の音は、深夜の静寂な空気と相まって心にしみわたるような気がします。鐘を叩くことで魂が共鳴し、洗われるような気持ちになります。

境内では「おとそ」を振る舞っております。「おとそ」の「と(屠)」は邪気をはらう意、「そ(蘇)」は目覚めさせる意で、「お屠蘇」には、邪気をはらい力みなぎる生気を目覚めさせるという意味があります。長寿・厄払いとたくさんのご利益をお持ち帰りください。

おしるこ・甘酒のご用意もございます。家族皆様でのご参拝お待ちしてます。